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GAME RESULT 試合結果

2024年度 東京都社会人チャンピオンシップ 2次戦決勝
vs エリース東京FC

03/24 SUN. 12:30 KICK OFF

AWAY

赤羽スポーツの森公園競技場

52

6分 奥原零偉
55分 佐々木達也
64分 長島武
66分 奥原零偉
76分 奥原零偉
1 前半 2 21分 松岡ジョナタン
28分 松岡ジョナタン
4 後半 0

東京カップ決勝の相手は、7年ぶりに関東サッカーリーグ1部復帰を果たしたエリース東京FCだ。風間八宏監督はこの試合で、南葛SCデビューとなる2人のルーキーを先発で起用。東海学園大学出身の舌古圭佑と、日本大学出身の宮原輝である。舌古は柳裕元とセンターバックを組み、宮原は中盤の攻撃的な位置で大前元紀と並んだ。
 
ここ2試合と比べて、試合の入り方は悪くなかったといえるだろう。6分には、森山翔介の積極的なプレスを起点に、奥原零偉が相手ゴールをこじ開ける。ただ、15分過ぎからリズムを失い、エリース東京FCに主導権を握られた。前半の戦いぶりをベンチで見守った玉城峻吾が振り返る。
 
「前半の入りはよかったと思うし、いいタイミングで点も取れました。でも、時間が経つにつれて相手が僕らのやり方に慣れてきて、最終的には自分たちで崩れてしまった」
 
チームに再び流れを引き寄せるきっかけを作ったのが玉城だ。後半からピッチに立った背番号19は、中盤で何度もボールを受け、スピーディーなテンポでボールを動かしていく。
 
「相手陣地で怖さを出すためにも、ボールをできるだけ早く前に運び、ゴールに向かう姿勢を意識していました。まだまだミスが多いですが、試合にはスムーズに入れたかなと思います」
 
ベテランのゲームメークに、若手選手たちが呼応する。55分には佐々木達也が2試合連続ゴールとなる同点弾、64分には長島武が加入後初得点となる逆転弾をマーク。その後は奥原が2ゴールを追加し、ハットトリックでクラブ初となる東京カップ制覇に花を添えた。